銀のタスキ
【銀のタスキ】
15年前の2007年にDESIGNERS JEWELRY buff(バフ)はオープンした。
※2007.9.27の店内
▲
(今見ると...よくコレでOPENを笑 酷すぎるwww💦)
徹夜でお店のディスプレイをしたが終わらず、結局オープン初日から時間通りに開店出来なかったのを覚えている。
何にも出来なかった僕が
ただシルバーアクセサリーを作るのが大好きになり、15年走り続けてこれたのは
今、この拙い文章を見てくれてる
アナタのおかげ。
元々は人見知りだった僕を
支えて、応援してくれてるアナタのおかげ。
今思えば、最初なんか売る物なくて、自分の集めてた私物のインディアングッズを売ってたり、オリジナルのアクセサリーなんか1つも無かったり、お店ごっこしてる様なものだったかもね。
それでも、その時は今よりもめちゃくちゃ必死だったんだ。
銀行に借りた600万円の借金と、毎日の支払い。商品を作っても、ディスプレイ変えても来ないお客様。
※2008-2009年頃の店内
(▲店内はちょっとずつ進化w呪いの館見たいだけど笑)
ご飯を買うお金も無くて、バナナとソーセージだけ買って、お店に新聞敷いて過ごしてた。2年くらい...(笑)
それでも、たまたま見つけてくれたお客様が、またお友達連れてきてくれ、そのお友達が、また知り合いを連れてきてくれ、ほんの少しずつ、少しずつお客さんが増えていったんだよね。
毎月お店に来てくれては、先月買って下さったネックレス着けて、今度はリングを買ってくれ、僕に毎回同じ事を言うんだ。
「buffは絶対有名になりますよ」って。
そんな事言ってくれる方が何人かいて、それで作り続けられたよね。
でも思うように売上は良くならず、更に支払いもギリギリなのもあってか、僕はいつもイライラする様になってたんだ。
そんな自分や、良かれと思ってアドバイスしてくれる人達の事を鬱陶しく感じてしまうようになるには、時間かからなかったよ。
それでも、期待してくれたり応援してくれてるのは知ってたから、余計に顔を見たくない気持ちだったのだろう。
反抗期(?)ってやつだったのかも知れない。
そんなある日、いつも上手くいく溶接の加工も上手くいかず、お客様も来ずイライラしてた。
理由はわかってた。
その日もほぼ徹夜で売れるかわからないアクセサリーを製作し、床に新聞敷いて仮眠してたから、体調を崩してたんだ。
一体自分は何をやってるのか、その時の僕は本当に悩んでた。
そして、ふと我に返ってお店を見渡したとき聞こえたんだ。
「なぁ、お前は何のために作ってるんだ?そんなに眉間にしわ寄せてさ。お前は、好きなアクセ作りたくて...」
そこまで聞こえたとき、僕の気持ちが爆破した。
もう嫌だ!人の顔色や好みばかり気にして作ってちゃダメだ!!!
支払いもしなくちゃいけないし、生活費も借金もある!!
でも、もう思い切って好きな物だけ作ろう!!!
それからはむちゃくちゃだった。
店内に並べていた1点物のリングやネックレス。仕入れだけど売れない革財布などを思い切って捨てた。
でも別にそれで売上が上がったわけでも、イライラが消えたわけでもなく、より毎日悶々としてたんだけどねwww
それから2週間後...最初にアクセサリーを好きになった“キッカケ"であるフェザーを作ろうと決めた。
釧路に飛ぶ大鷲の羽を日本一綺麗に作ろう。
先ずは鷲(ワシ)の羽の意味から調べてみよう。
専門学校の時から10年羽のアクセ着けてたのに、意味も知らないや。
それからインディアンの本やネットを我武者羅に調べまくってたら、出てきたよ。
イーグルフェザーの意味は...
「能力を伸ばし長所を高める飛躍のモチーフ」
イーグルの羽を誰かに贈る時は、寄贈者と受取人双方へ幸運がもたらされると信じられている。
これだ!!!
ずっと着けてた自分が知らないなら、皆んな知らないはず!!!
特に地元でもなく、家族も友人もいない釧路に来た意味は、きっと釧路の大鷲の羽を日本一綺麗に作れって事だ!!!
そこからは、ホンっとうに毎日毎日フェザーばかり作っては、ブログでイーグルフェザーの意味を発信してたんだよね。
毎月商品になったのも失敗したのも含め60枚
位作ってたとして、60×12×15年で10800枚⁉︎以上フェザー作ってる⁉︎ 笑
何度も転びそうになったり、諦めたくもなって、作んのやめようかとも思ったけど、やっぱり僕のフェザーを気に入って、毎月遊び来てくれる方や、「buffは絶対有名になりますよ!」って言い続けてくれる方、応援し支えてくれるアナタがいて、走り続けて来れたんだなって。
僕の作った銀のタスキをまた別の友達や大切な人に繋げて、また戻って来てくれて。
「ほら、作るのって楽しいだろ」ってね。
そして今年で丸15年を迎え、16年目に突入。
今では、世界一のポップダンサーKITEさんが毎日愛用してくれていたり、某オーディション番組でbuffのフェザー着けてオーディションに通り、アーティストとして活躍しているお客様を見れたり、蜷川実花さんの映画の衣装の制作を依頼されたりと、充実した制作ライフをおくれているし、何より釧路や近郊、通販などで全国から沢山のお客様がご注文下さっている。
15年前が嘘のように(笑)
もちろん、昔はよく来てくれてた常連さんで来なくなっちゃった方もいる。
一回お店来ただけで、来なくなった方もいる。
でも、僕は確かにアナタに銀のタスキを渡したんだ。
そして、僕はまた銀のタスキを受け取った。
その後も僕は毎日まいにち作り続けてる。
あの日オープンした同じ場所、同じ工房、同じストーブの前で。
ただ違うのは、今は隣に沢山のお客様や仲間がいる事。
そして、アナタがこの銀のタスキをまた他の誰かに繋げてくれてる事。
なので、僕はこれからも作り続け、銀のフェザー(タスキ)を繋げていきます。
本当に本当に
いつも応援してくれて
ありがとね。
.
.
.
そんなこんな繋がったタスキのおかげで...
今週末12月3日(土)-4日(日)は
11月1日にオープン したばかりの
MORIHICO.が監修するカフェ『木野の森珈琲店』さんがお声がけ下さり、カフェ内のkino galleryにて、『buff®︎ Xmas jewelry POP-UPストア』を開催が決まりました!
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【buff®︎ Xmas jewelry POP-UPストア】
日時 : 12/3(sat) 10:00-19:00 |12/4(sun)11:00-18:00
会場 : 木野の森珈琲店 kino gallery
北海道河東郡音更町木野大通西6丁目1
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心込めて制作したジュエリー沢山持って行きます!
ぜひ、自分をもっと好きになるジュエリー
見つけに来て下さいね。
あなたと一緒に。
アナタの想いをカタチに。
それが、buffジュエリー。
15年前の2007年にDESIGNERS JEWELRY buff(バフ)はオープンした。
※2007.9.27の店内
▲
(今見ると...よくコレでOPENを笑 酷すぎるwww💦)
徹夜でお店のディスプレイをしたが終わらず、結局オープン初日から時間通りに開店出来なかったのを覚えている。
何にも出来なかった僕が
ただシルバーアクセサリーを作るのが大好きになり、15年走り続けてこれたのは
今、この拙い文章を見てくれてる
アナタのおかげ。
元々は人見知りだった僕を
支えて、応援してくれてるアナタのおかげ。
今思えば、最初なんか売る物なくて、自分の集めてた私物のインディアングッズを売ってたり、オリジナルのアクセサリーなんか1つも無かったり、お店ごっこしてる様なものだったかもね。
それでも、その時は今よりもめちゃくちゃ必死だったんだ。
銀行に借りた600万円の借金と、毎日の支払い。商品を作っても、ディスプレイ変えても来ないお客様。
※2008-2009年頃の店内
(▲店内はちょっとずつ進化w呪いの館見たいだけど笑)
ご飯を買うお金も無くて、バナナとソーセージだけ買って、お店に新聞敷いて過ごしてた。2年くらい...(笑)
それでも、たまたま見つけてくれたお客様が、またお友達連れてきてくれ、そのお友達が、また知り合いを連れてきてくれ、ほんの少しずつ、少しずつお客さんが増えていったんだよね。
毎月お店に来てくれては、先月買って下さったネックレス着けて、今度はリングを買ってくれ、僕に毎回同じ事を言うんだ。
「buffは絶対有名になりますよ」って。
そんな事言ってくれる方が何人かいて、それで作り続けられたよね。
でも思うように売上は良くならず、更に支払いもギリギリなのもあってか、僕はいつもイライラする様になってたんだ。
そんな自分や、良かれと思ってアドバイスしてくれる人達の事を鬱陶しく感じてしまうようになるには、時間かからなかったよ。
それでも、期待してくれたり応援してくれてるのは知ってたから、余計に顔を見たくない気持ちだったのだろう。
反抗期(?)ってやつだったのかも知れない。
そんなある日、いつも上手くいく溶接の加工も上手くいかず、お客様も来ずイライラしてた。
理由はわかってた。
その日もほぼ徹夜で売れるかわからないアクセサリーを製作し、床に新聞敷いて仮眠してたから、体調を崩してたんだ。
一体自分は何をやってるのか、その時の僕は本当に悩んでた。
そして、ふと我に返ってお店を見渡したとき聞こえたんだ。
「なぁ、お前は何のために作ってるんだ?そんなに眉間にしわ寄せてさ。お前は、好きなアクセ作りたくて...」
そこまで聞こえたとき、僕の気持ちが爆破した。
もう嫌だ!人の顔色や好みばかり気にして作ってちゃダメだ!!!
支払いもしなくちゃいけないし、生活費も借金もある!!
でも、もう思い切って好きな物だけ作ろう!!!
それからはむちゃくちゃだった。
店内に並べていた1点物のリングやネックレス。仕入れだけど売れない革財布などを思い切って捨てた。
でも別にそれで売上が上がったわけでも、イライラが消えたわけでもなく、より毎日悶々としてたんだけどねwww
それから2週間後...最初にアクセサリーを好きになった“キッカケ"であるフェザーを作ろうと決めた。
釧路に飛ぶ大鷲の羽を日本一綺麗に作ろう。
先ずは鷲(ワシ)の羽の意味から調べてみよう。
専門学校の時から10年羽のアクセ着けてたのに、意味も知らないや。
それからインディアンの本やネットを我武者羅に調べまくってたら、出てきたよ。
イーグルフェザーの意味は...
「能力を伸ばし長所を高める飛躍のモチーフ」
イーグルの羽を誰かに贈る時は、寄贈者と受取人双方へ幸運がもたらされると信じられている。
これだ!!!
ずっと着けてた自分が知らないなら、皆んな知らないはず!!!
特に地元でもなく、家族も友人もいない釧路に来た意味は、きっと釧路の大鷲の羽を日本一綺麗に作れって事だ!!!
そこからは、ホンっとうに毎日毎日フェザーばかり作っては、ブログでイーグルフェザーの意味を発信してたんだよね。
毎月商品になったのも失敗したのも含め60枚
位作ってたとして、60×12×15年で10800枚⁉︎以上フェザー作ってる⁉︎ 笑
何度も転びそうになったり、諦めたくもなって、作んのやめようかとも思ったけど、やっぱり僕のフェザーを気に入って、毎月遊び来てくれる方や、「buffは絶対有名になりますよ!」って言い続けてくれる方、応援し支えてくれるアナタがいて、走り続けて来れたんだなって。
僕の作った銀のタスキをまた別の友達や大切な人に繋げて、また戻って来てくれて。
「ほら、作るのって楽しいだろ」ってね。
そして今年で丸15年を迎え、16年目に突入。
今では、世界一のポップダンサーKITEさんが毎日愛用してくれていたり、某オーディション番組でbuffのフェザー着けてオーディションに通り、アーティストとして活躍しているお客様を見れたり、蜷川実花さんの映画の衣装の制作を依頼されたりと、充実した制作ライフをおくれているし、何より釧路や近郊、通販などで全国から沢山のお客様がご注文下さっている。
15年前が嘘のように(笑)
もちろん、昔はよく来てくれてた常連さんで来なくなっちゃった方もいる。
一回お店来ただけで、来なくなった方もいる。
でも、僕は確かにアナタに銀のタスキを渡したんだ。
そして、僕はまた銀のタスキを受け取った。
その後も僕は毎日まいにち作り続けてる。
あの日オープンした同じ場所、同じ工房、同じストーブの前で。
ただ違うのは、今は隣に沢山のお客様や仲間がいる事。
そして、アナタがこの銀のタスキをまた他の誰かに繋げてくれてる事。
なので、僕はこれからも作り続け、銀のフェザー(タスキ)を繋げていきます。
本当に本当に
いつも応援してくれて
ありがとね。
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そんなこんな繋がったタスキのおかげで...
今週末12月3日(土)-4日(日)は
11月1日にオープン したばかりの
MORIHICO.が監修するカフェ『木野の森珈琲店』さんがお声がけ下さり、カフェ内のkino galleryにて、『buff®︎ Xmas jewelry POP-UPストア』を開催が決まりました!
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【buff®︎ Xmas jewelry POP-UPストア】
日時 : 12/3(sat) 10:00-19:00 |12/4(sun)11:00-18:00
会場 : 木野の森珈琲店 kino gallery
北海道河東郡音更町木野大通西6丁目1
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心込めて制作したジュエリー沢山持って行きます!
ぜひ、自分をもっと好きになるジュエリー
見つけに来て下さいね。
あなたと一緒に。
アナタの想いをカタチに。
それが、buffジュエリー。